ピーム

キャシアン・アンドーのピームのネタバレレビュー・内容・結末

キャシアン・アンドー(2022年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

面白かった!
私はスターウォーズはメイン全部とローグワンを一応見たくらいで、細かい知識はないし、ドラマシリーズも初めてだけど、ローグワンからのこの硬派めな系列?はめちゃめちゃ肌に合う。
公の場で交わされる秘密裏の会話、通信傍受に強盗、脱獄、こんなの大好きに決まってる。帝国側も反乱側も、登場人物たちがみんなの行動が己の意志からブレてなくて良かった。迷うことはあっても。
マーヴァの演説は超かっこよかったし、その前のキャシアンだけに宛てた伝言もぐっときた。”抑止不能な善となれ”(意訳)…かっこよすぎ!!こんな遺言愛でしかないじゃないか。
キャシアンはおそらくこれから今以上の泥の川を渡るけど、きっとこのマーヴァの言葉が何度でも彼を立ち上がらせてくれるんだろう。

こういう絶対権力への反乱モノを見ると毎度思うけど、反乱の始まりにいる人たちはすごいな。どうして幅を利かせた共通認識や固定観念の濁流の中で、本当に正しいことを見極めて、正しくないことに気付けるんだろう。太くて速い流れるプールの中で、逆向きに行かなきゃ、って気づくようなものだと思う。すごい。いや、その反乱が正しいのか、何が正しいのかは、わからないんだけど!!あと、キャシアンとかは親族を殺されているので恨みを抱くのもわかるけれども、モスマ議員とかルーセンとか、もう上流階級にいて、自分の生活は困ってないのに全てを犠牲にしても過ちを正そうとしてて強かった。
S2も楽しみだな〜
ピーム

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