恐ろしいほど良くできたスター・ウォーズ。
フランチャイズ史上最も重厚でシリアスなストーリー。
お気楽でお祭り感のあった従来シリーズとは一線を越すダークさで、まさに"大人のスター・ウォーズ"という感じ。
今まで散々と語られてきた反乱軍の物語が、これ以上ないほどリアルに、濃密に描かれる。ある意味、"見たくなかったスター・ウォーズ"を観てしまった気さえする。
映像、音楽、演出面も映画並みか、それ以上の圧倒的クオリティ。アンディ・サーキスが華を添えた帝国軍刑務所からの脱走劇は、このシリーズ屈指の名エピソードだろう。
決して派手さはないが、「静かに燃える何か」を確かに感じる作品。
最終話はエンドロール飛ばさないように。まさかあの部品の正体がそれとは…
シーズン2が待ち遠しい。