Netflix制作、モーリスルブランの小説に登場するアルセーヌルパンから影響を受けたドラマシリーズのパート3。
決してつまらなくはないけど前2シーズンに比べると後付け感の強い作品でした。相変わらずパリのロケーションが良いし、オマールシーはカリスマ的魅力があって格好良かったです。今作は前2シーズンの悪かったところである撮影が改善されていたのに加えて、意外と笑いどころが多く、そのギャップで緊張感を持たせていたと思います。なので全体的には退屈しなかったし、それなりに楽しく見れたんだけど、トリックを含めてやっぱり話に無理があるように感じました。特に新キャラクターの母親とブリュノがそうで、父親と来て次に母親の物語を描くにしても、クレールとの対比が上手くいっていなかったです。ブリュノに関しても、正直あの役割をベンジャマンが担っても問題なかった気がします。でもまあ、Netflixはこのシリーズを擦るに擦るらしいので、今後も続々と後付け設定が追加されそうです。