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どうする家康のnhr703のレビュー・感想・評価

どうする家康(2023年製作のドラマ)
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物議を醸した話題の大河。
私も序盤こそ見つつ岡田信長(「待ってろよ俺の白兎」a.k.a平成のBL)が死ぬところまで見届けて途中脱落。

だがしかししかし後半からまた見ることになったのは北川景子の茶々様に目を奪われたから。ムロツヨシ秀吉臨終時の2人の対峙シーンを凄まじかった。

「あなたの子だとお思い?」からの「私(織田)の子」の形相怖すぎたし、それに返すムロさんの不気味な顔。あの瞬間、本当に猿に見えたもんな〜
終始、ムロ秀吉の何考えてるんだかわかんない感超絶怖くてとても良かった。からの「うまくやりなされよ」はちょっぴり泣けた。

日本歴史上最もスター揃いで有名な時期を描いてるにも関わらず評判振るわなかったのは、色々突っ込みどころ満載だった…というのも頷けるが、最終回の終わり方は評価したい。大河はひとりの人間が生まれてから死ぬまでを描くので周りの人間もどんどん死んでいくけど、最終回でおそらく「最も幸せだった時」の新エピソードを描くことで光のエンディングを見せた。去年の鎌倉殿の超絶闇エンド(これはこれで死ぬほど大好き)と180度違う。あ〜こういう終わり方もあるんだな、となんだかしみじみしてしまった。

有村瀬名と細田息子が出てきた時はファンタジーだけどほろりと泣けてしまった。結局この大河の家康がいちばん楽しかった、本当に守りたかったのはこの三河家臣を率いてた時なんだろうね…。
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