このレビューはネタバレを含みます
ジェーン・スーのエッセイをドラマ化した作品。
亡き母への後悔がエネルギーになっているのでずっと辛い気持ちでみていた。
父親の影にひそんでいる他人のひとの存在をずっと感じて、嫌な思い出が都度呼び戻されて、でもそんな父親との関係を断つのではなく向き合っていく姿が本当に強かったな。
父親のことを本当は許したいんだろうな。絶対に許さないだろうけど、そうやって許さない気持ちのまま父親を失くすと後悔するのがわかってるから、仕事というフィルターを通して両親を知る努力をしているんだろうな。
しんどいな。でも家族って一番の腐れ縁だからな。いろんな形があるよな。