ストーリー展開の巧みさ、映像の美しさが想像の500倍魅力的で見事どハマりし一気見しましたが、最初から最後まで怒涛の面白さでした。とくにラスト2〜3話は笑ったりベソベソに泣いたりと大忙し。
自分の感情に対して素直がゆえに一見そうは見えないが、器も大きく懐も恐ろしいほどに深い主人公・大豆田とわ子がとにかく魅力的で、元々大好きではありましたが、とわ子を演じた松たか子の魅力に改めて気付けました。劇中の鼻歌ひとつとってもその魅力が大爆発。
そして個性的な三人の元夫たちが回を重ねるたびにどんどん魅力的になっていくので、もう最終回あたりではかわいくて愛しくて三人揃っている姿を見るだけでニコニコしてしまいます。
とわ子の一人娘・唄ちゃんも交えた新しい家族の形みたいなものが垣間見えるのも、現代に必要なコミュニティの形を柔らかく書いてくれている感じがしますし、ラストのとわ子の想いと選択は特にしっくりきて、こういう風に考えて生きていけたら楽しいだろうなと思わずにはいられません。
