「最高の離婚」を思い出させるようないい塩梅のコメディとマルチリレーションに落ち着くという結末が良かった。また、伊藤沙莉のナレーションもドラマにゆったり感を与えていて良かった。
一昔前であれば、大豆田とわ子と小鳥遊が結婚して三人の元夫に別れを告げる話になっていただろうけど、本ドラマでは結婚ではないある種の友情関係・社長として働くこと・親子のつながりを優先するという結末になった。今の世の中では、結婚して子供を作ってそのまま離婚せずに続いていくという家庭は少なくなっている。その中で一種の生き方のモデルを提示したという点でこのドラマの価値は大きいように感じた。
