名もなき技術者

ダブル★キッチンの名もなき技術者のレビュー・感想・評価

ダブル★キッチン(1993年製作のドラマ)
4.3
嫁姑問題を軸に、婿姑問題や社会での働き方について取り上げた作品。今となっては共働きしないと生きられない家庭が多い世の中になっていて、都のように収入に支障がないけど働くという生き方は羨ましさをも感じてしまう。
嫁姑問題は暗くなりがちだが、山口智子の明るさと鼓とパンチのコンビネーションによって明るい気分で見られる作品になっている。
最終話、都からの手紙を読む真知子のシーンで、これまで対立はあったもののやはり真知子は都のことを思っていたし都も真知子のことを思っていたのだなと感動して涙が出てきたが、結局最後は喧嘩になり涙返せと半分冗談で思った。