名もなき技術者

東京ラブストーリーの名もなき技術者のレビュー・感想・評価

東京ラブストーリー(1991年製作のドラマ)
3.6
最初はリカがビッチっぽいなと思っていたが実は純愛だったとわかり後半好感度が上がっていくのだが、優柔不断の完治と完治を惑わせる関口に対しては好感度が徐々に落ちていき、三上は終始(一番最後はましになったが)クズだった。ストーリーの大筋としてはそれぞれが悪手を打って泥沼の四角関係にずぶずぶ落ちていくという話で、中盤から終盤にかけて見るのがしんどくなった。
とはいえ、赤名リカ語録は心に響いたし、最終的にリカは27歳彼氏無し状態となるが、それでも恋愛をした経験は無駄ではないという結末には心動かすものがあった。
また、10話ラストのカメラを回して校舎の柱に「赤名リカ」と書いてあるのが見えた瞬間主題歌が流れ出す演出は神ってた。
他には、長崎がお見合い恋愛ではなく自由恋愛を選ぶところに時代を感じた。