人は感化し合いながら生きている…
ずっとそんなことを感じながら観ていた。
この作品には悪い人は出てこない。
自分の“幸せ”を探しているひと、見つけた人、それが何かを分かっているけれどポケットにしまったままにしているひと…
“幸せ”ってなんだろう?
そこに答えはないのかもしれない。
ただただ、自分が嬉しいと感じることを逃さず、ただそこに身をおくこと。心が動く瞬間を逃さないこと。
誰かのため、誰かのせいじゃなく、自分の人生を生き始めた時、人はとても強いし、とても美しい。
そういう美しさを感じられる人でありたいし、自分もそういう美しさを放てる人でありたいな。