相棒 Season 7の3の情報・感想・評価

眞島秀和さん出演。 物腰柔らかい公設秘書・松岡を演じる。 本命の中村氏を殺すのに利用した種田まで殺す必要があったのか…？ バイナリー爆弾ってのがあるんだね。土と栄養剤で爆弾が出来るとは。 松岡の母親…お金を受け取ったらすぐに引っ越すべきだったのでは… タイトル、沈黙の“カナリア”。 炭鉱にカナリアを連れて行く話…右京さんがラストにちょこっと話してくれるだけだが、十分印象に残る。

2025.6/11

冒頭から秘書は怪しいと思った。 爆発があって、間髪をいれず部屋に直行している。 事前に知らなければ、そんな行動にはならない。普通なら何が起こったのか困惑する間があるはず。 そういう意味では、良く書けている。 ただ、利用した男を殺す必要は無かったと思う。 秘書の母親は、金を受け取ったら直ぐに街を出るべきだった。 依頼する方も簡単に金だけで済ませるのではなく、引っ越し先や仕事も　面倒をみるべきだった。配慮に欠ける行動だったので、利用されたと恨まれても仕方ない。 孤児となった少年も見捨てているのに、雇い入れた事で美談にするのは違和感が残る。

相棒の世界でカナリアというと赤いカナリアを思い出したけれど、それとは関係なく。リーマンショックが2008年なので、放送当時ワーキングプアなどちょうど問題になっていた頃なのだろう、しっかりそのときの時代背景を反映させているのがさすがだなと。偽サイトによる単発バイトは闇バイトを思い出させる。

眞島秀和さん！観葉植物の土と栄養剤で爆弾が作れるなんてね😳途中ちょっと展開が飛ばされたような印象。胸が締め付けられる終わり方でした。 脚本:徳永富彦さん

議員宿舎爆破事件と言う2時間スペシャルになりそうな話。ワーキングプアの問題から弱き立場の人々の姿を描く。二世議員ばかりとなる上級国民である政治家をチクリと刺す辺りは相棒らしさ。ただ…テーマや事件がでかいので詰め込み過ぎたか。足早に事件が解決してしまう感もあり。