相棒 Season 11の19の情報・感想・評価

チョロすぎる共犯者。 騙されていたとはいえ、考えるのをやめるとは。まぁ、盲目的になって暴走する者は実際に居そうではある。 工作員の最後の手紙から分かるのは、共犯者を○そうとしたのは工作員では無かったということ。 なおかつ手紙の中身は、本音と嘘が半分半分の愛想尽かし。確かに恋文と言えなくもない。 でも真相が分かると自然なのは我孫子の自○。 ○されたのなら分かるが、犯した罪と比べると　自ら命を断つほどとは考えにくい。 我孫子が○人の真犯人と見せかける為のミスリードだったろうか。

ニガクリタケ 『だから 私 もう 考える事 やめたんです』 優秀な人間でなく純粋な人間

無知、無学、そして無思考とは罪である。その知る、学ぶ、考える権利を捨てたものは基本的な人権を捨てたものに等しい。裏を返せば権威主義国家に従う国民…現在進行形の戦争を仕掛けた国で国威発揚集会で、語るものにも似ている…。 そんな事を考えてしまう程、この最終回は皮肉であり、何も考えない故に堕ちていくバカものの話。ハニートラップ話としては世相的にあり得る…。ミステリーとしてはあまり冴えない話であり、陰謀めいた点でも露骨過ぎてやや頂けない。ただただ…バカ女の話に見えてしまう…。 最終回にして父親の搦手に乗ってしまう若さを見せるカイトくん…。警察にいて良いのか悩むシーンにはダークナイトの影が忍び寄る（後付に過ぎないが…）。

3.5/星野真里、田中圭。通常回で収まりそうな内容を引き伸ばした感あり。殺害や爆破手法も強引。どう見ても中国なのを、「東国」と置き換えているのも違和感。アメリカはそのまま出てくるのに…。