大河ドラマ『秀吉』で歴代最高の石田三成を演じ切った真田広之が徳川家康をモデルとする吉井虎永を演じると聞いた時は残念な気持ちも少なからずあった。でも、物語が進むに連れて石田三成をモデルとする石堂に石田三成らしさを全く感じなくなっていたので、「これはこれ」「完全な創作物」と割り切って観れるようになってからは虎永として真田広之を見れるようになって純粋に物語を楽しめるようになった。
この作品で最も注目するようになったのは細川ガラシャをモデルとした人物を演じたアンナサワイさん!第九話は主人公と言っても差し支えのない尺で、目が釘付けになった。特に夫との最後の別れとなった茶室のシーン、大坂城の大広間でのシーンは極めて素晴らしい。