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チェスナットマンのRのネタバレレビュー・内容・結末

チェスナットマン(2021年製作のドラマ)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2021年のデンマークの作品。

監督は「THE KILLING/ザ・キリング」の脚本を手がけたソーレン・スヴァイストゥルップ。

当時、Netflixの注目欄で何回も出てて、なんかミステリーのドラマ、しかもリミテッドシリーズのものを観たいなと思い、鑑賞。

ちなみにタイトルの「チェスナットマン」とは向こうの子どもたちが栗を使って作る栗人形のことらしい。今作で出てくるそれらは子どもが作るにしては不気味過ぎるけど笑

デンマークの作品ということで北欧の幻想的な風景が目立つ。そして、その中で起こる猟奇連続殺人…。

今作の被害者の共通点は過去に子どもを虐待、もしくはネグレクトした疑いがある母親ということなんだけど、両目をくり抜かれたり、片手を切り取られて吊るされたりとかなり刺激的。

ただ、お話自体は本当に良い風に言えば、丁寧に、悪く言えば地味〜に描くので観るのに多分、半年以上かかってしまった💦見始めたのは出て、すぐだったはずなのに笑つくづくドラマには向いていないなぁ、俺は。

けど、確か4話あたりくらいから事態も確信に迫っていき、二転三転した後、遂に明かされる真犯人。

長いスパンで観たのと出ている人がみんなよく知らない俳優さんだったこともあり、登場人物のキャラクターが男の主人公以外ほとんど見分けがつかなかったんだけど(重症なのが女主人公とキーパーソンの女大臣の顔の見分けが最終話付近までつかなかった笑)、真犯人は割とそんな中でも見分けがつく方で且つ、意外な人物だったのでそこら辺は満足。

事態も解決し、めでたしめでたしで終わると思いきや、ラストに登場する人物の不穏な目線…なかなか含みを持たせる終わり方だ。

決して目立ったタイプの作品じゃないけど、全6話とタイトな話数なので北欧ミステリーでいいドラマないかなと探している人は観る価値はある作品だと思う。
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