千里

シー・ハルク:ザ・アトーニーの千里のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

MCU最新作。出だしの面白さと既存のキャラクター登場のサービス、最終話のシー・ハルクらしさ全開なところはとても良かった。しかし各回それぞれは単体の回として面白くても、一本の物語として全体で考えるならそこまで...といった感じ。

シー・ハルクらしさ全開な最終話はMCUとしても新しいことをやっていたので評価はするけど、シー・ハルクらしさという部分以外は既存のキャラクターの登場に頼り切っていた(マディスンというキャラクターはとても良かったが)面白さだったかなと。ウォンやアボミネーションことエミル・ブロンスキーをコメディに振った時の良さは光っていたと思う。デアデビルことマシュー・マードックに関しては登場させてくれたのは嬉しかったけど、ダークでシリアスだったネトフリ版絶賛派としては本作でのコミカルに寄ったマットはまだあまり受け入れられてない(ホークアイの時のフィスクよりはマシだし嫌いでもないけど)かも...何よりジェンとくっついたのがとても複雑...。ボーンアゲインではカレンに戻ってきてほしい。勿論フォギーも。

あとジェンの部屋に「エリン・ブロコビッチ」のポスターあったのは意識してるのかな。センス良い。
千里

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