恋するパッケージツアー～パリから始まる最高の恋～のドラマ情報・感想・評価

大学時代の恋人と共にフランスに渡ったソソ。しかし、彼との幸せな生活は長くは続かなかった。破局後、ソソは1人でフランスに残り、アルバイトがてら始めた観光ガイドの仕事も今ではすっかりベテランの域に達した。ある日、ソソは韓国からやって来たパッケージツアー客のガイドを担当することになるが、メンバーは変わり者ばかり！ 特に1人参加の男性客マルは、空港に到着するやいなやトラブルを起こしてソソの手を焼かせるが…。

ツアー客たちがエッフェル塔を見ている間、ソソは1人メリーゴーランドへ。そこでマルが泣いている姿を目にし、彼の涙の理由が気になるのだった。その夜、セクシーショップでばったり鉢合わせしたマルとソソ。ソソのガイドでセーヌ川のポンヌフ橋を観光したマルは、映画の話で通じ合い、彼女に好印象を抱く。その頃、ソソが留守にしているアパートに謎の男が押しかけ、ルームメイトからソソの居場所を聞き出そうとしていて…!?

深夜に課長からの国際電話を受けたマルは、一緒にフランスに来るはずだった恋人イェビが休暇を返上して出勤したと聞いて裏切られた気持ちになる。一方、ソソが務める旅行会社には、謎の男がソソの連絡先を求めてやって来る。社長からの電話でそれを知ったソソは、動揺しながらも次の目的地モンマルトルに到着。そこへ追ってきた男が現れるが、ソソが男から逃げていることを知ったマルは、ソソを隠すため咄嗟に彼女を抱き寄せ…!?

ソソに急かされてあたふたとバスに乗り込んだツアー客たちは、途中でマルがいないことに気づく。モンマルトルに残されたマルは男に追われるが、必死で逃れて一行に合流。ソソは置き去りにしたことをマルに謝り、会社からの電話で説明を聞きそびれた彼のために2人きりでガイドを行う。そんな中、ある秘密を隠して夫ガプスとツアーに参加したボクチャは、フランスの美しい景色を眺めながら残りの人生について思いを巡らせていた。

国際電話でイェビに説得されたマルは、韓国に戻るチケットを探し始める。そんな中、マルを夜間ツアーへ招待したソソ。モン・サン・ミッシェル修道院を歩いていた2人は、いつしか大天使ミカエル像の下へ。そこでマルが口にした「天使の足元」という言葉を聞き、占い師たちから「天使の足元に永遠の愛がある」と予言されたことを思い出したソソは、ハッとする。ところが、そんなソソにマルは、急遽明日帰国することになったと告げる。

ソソを必死で捜し続けていた弟のススは、ついに旅行会社の社長からソソの居場所を聞き出すことに成功。急いでモン・サン・ミッシェルへ出発する。一方、マルは帰国当日、一行と共に騎士の館を観光するが、興味本位で装着した文化財が体から外れなくなってしまう。SNSで事情を知ったイェビから怒られた挙げ句、乗るはずだった飛行機を逃して落胆するマル。そんな矢先、市長に呼び出されたソソは、予想だにしない提案を受け…!?

占いで予言された運命の人がマルだと確信し、困惑するソソ。そんな中、マルはソソに自分が会社の不正を知ったこと、一緒に来るはずだった恋人イェビが空港に現れなかったことを語り、ソソは自分がかつて結婚していたことをマルに明かす。2人はワインを飲みながら語り合い、酔ったソソは思わずマルにキスをするが…。一方、恋人ギョンジェと交際7年目になるソランは、旅行中も仕事のことばかり気にしている彼に不満を募らせていた。

ソソは帰国するマルに別れを告げ、市長から特別に登ることを許された大天使ミカエル像の塔へ向かう。その頃、イェビはマルのパソコンに隠されていた会社の不正情報に関するファイルを削除。それを知ったマルは、韓国には帰らずソソの元へと引き返す。マルとの思わぬ再会に笑顔を見せるソソ。ところが、幸せな時間もつかの間、ソソを追いかけてきたススが目の前に現れる。マルはススがソソの別れた夫だと勘違いして彼を殴るが…!?

いつも自分たちの話を後回しにするギョンジェに対して愛想をつかしたソラン。ギョンジェはソランと話をしようとするが、2人の想いはすれ違いを繰り返す。一方、電話でイェビに別れを告げたマルは、1人で干潟を歩いてトンブレーヌ島へ。驚いたソソは急いでマルを連れ戻そうとするが、潮が満ちて島に閉じ込められてしまう。仕方なく島で一夜を明かすことになった2人。マルは寒さを凌ぐためにソソに寄り添い、そっとキスをして…。

キスを交わした後、ますます惹かれ合っていくソソとマル。ソソはマルと２人で一晩過ごしたことをツアー客に悟られまいと必死になる。マルは２人きりでいたことは誰にも知られていないはずだとソソに告げるが、ソランやボクチャは恋に落ちた男女の痕跡に気づいて…!? そんな中、ススはひょんなことからパッケージツアーに合流することに。９人のツアー客たちはモン・サン・ミッシェルを離れ、サン・マロへと旅路を進めるが…。

ソソは帰国の決心がつくまで韓国で待っていて欲しいとススに手紙を残し、一行と共にオンフルールへ出発。その晩、ソソとデートに出かけたマルは、彼女に靴をプレゼントする。キスをした後、ソソとマルは一つのベッドに入って語り合うが、ソソはマルが恋人と仲直りしたのかどうかが気になって仕方がない。そんな矢先、ガプスとボクチャがホテルから追い出されそうだという電話を受けたソソは、マルと一緒に２人の元へ駆けつけて…。

ケンカを機により一層仲を深めたソランとギョンジェ。その頃、マルはソソの部屋を訪れ、一夜を共にする。翌日、マルにフランス人の親友を紹介したソソ。ハンサムな男性２人と親しげに会話するソソの姿を見たマルは、嫉妬心を抱いてすっかり機嫌を損ねる。そんな中、ホテルから連絡を受けてマルの忘れ物を取りに行ったソソは、そこで自分と同じ靴を発見。マルが恋人にも同じものを贈ろうとしていたと誤解してショックを受ける。

一行はオンフルールを離れてドーヴィルへ。不倫カップルではないかと疑われていたナヒョンとヨンソンだが、ヨンソンは恋人との再婚を快く思わない娘ナヒョンとの距離を縮めるためにツアーに参加していた。一方、ガプスはソソとマルの間に流れる不穏な空気に気づかず、２人の仲を取り持とうとしてボクチャにたしなめられる。その夜、ホテルにチェックインしたマルは、話がしたいとソソを誘うが、そっけなく断られてしまい…。

恋に臆病になっている本心を打ち明けたソソに対して、マルはイェビと別れたことを話す。互いに誤解を解いて仲直りしたマルとソソは、映画『男と女』の舞台になった海辺を歩きながら幸せな時間を過ごす。そして、帰国を３日後に控えたマルはソソの手を握って韓国に戻る気はないかと尋ねるが、ソソは答えを避け…。その頃、ヨンソンもナヒョンと手をつないで父娘の時間を満喫するが、ナヒョンから再婚しないで欲しいと告げられる。

オプショナルツアーを申し込んだふりをしてソソと自転車デートを楽しむマル。そんな中、ナヒョンが海辺から姿を消し、ヨンソンはパニックに陥る。ツアー一行は手分けしてナヒョンを捜すことに。ところが、めまいを起こしたボクチャが心配なガプスは捜索よりも食事を先にして欲しいと抗議し、意図せずボクチャや一行の反感を買ってしまう。その後、ナヒョンは無事に見つかるが、腹を立てたヨンソンは彼女に強く当たってしまい…。

ソソと２人でバーを訪れたマルは、一緒に韓国へ戻って自分と付き合って欲しいと告白。しかし、ソソは「明日答える」と返事を保留する。翌日、パリで最後の観光を楽しむツアー客たち。ボクチャの病気に気づいていることを本人に言わず、密かに心を痛めていたガプスは、不器用ながらも妻を笑顔にしたいと考えていた。一方、ギョンジェはホテルの部屋でソランとの交際７周年祝いを計画し、ついにプロポーズを決行しようとするが…。

ボクチャと遊覧船に乗ったガプスは、ずっと元気でいて欲しいと涙ながらに話し、初めて自分の本心を打ち明ける。その頃、ギョンジェは事業に失敗してプロポーズできなかったことに落ち込むが、ソランはそんな彼に素直な愛を伝え…。ヨンソンもまた、ナヒョンの気持ちを理解せずに傷つけてしまったことを謝り、距離を縮めるのだった。そんな中、再びモン・サン・ミッシェルの天使の足元を訪れたソソは、マルに自分の決断を告げ…!?

韓国に無事帰国し、それぞれの日常へと戻っていくツアー客たち。マルとソソは互いを懐かしく思い出しながらも、連絡は取らずに過ごす。そんな中、ナヒョンはフランスで撮影した映像をソソとツアー客全員の携帯電話に送信する。旅行中も疲れた顔で仕事をする自分の映像を見たマルはついに会社を辞めることを決意する。一方のソソも、マルの言葉を思い出して自分のための旅行に出発。マルとの思い出の地を辿ったソソが最後に向かう場所は…!?