モフモフモサモサ

ユミの細胞たちのモフモフモサモサのレビュー・感想・評価

ユミの細胞たち(2021年製作のドラマ)
3.7
恋愛してないとすること無くてつまんないって言う恋愛体質女性の恋愛遍歴ドラマ…では当然なくて、

赤い糸つながりや劇的な再会といったドラマ性のある男女の出会いを描いたラブコメ…なんて1ミリもカスリもしなくて、

30代男女の普通の恋愛を某ディズニー映画のように内面からも描いた物語(だと思う)。但し内面から語る集団はマインドではなくて細胞たちなのね。

話それますが終盤、明らかにノーラン監督作「インターステラー」の本棚の裏視点みたいな描写がありましたねぇ😑

ドラマ演出は目新しくて面白くて、求めてるキュンに対しても序盤は期待通りで良かったんだけど、うーん、ラストはもう一山あると思ってました。(キュンが段々と目減りしていきました)

後半に向けて相手への想いは残っているのに噛み合わなくなっていく互いの気持ちの機微をうまく捉えていて、

恋愛ドラマの展開的に、付き合う→危機で離れる→やっぱりひっつく的な流れかと思いましたが、王道ではなくてまさかここで終わらせる気?からのシーズン2へ、マジですか。
斬新だなぁ。

内面を描いているのに全てを語らないウンの気持ち。確かにユミの細胞クンが男性主人公なんていない、主人公は一人って言ってたけれど。メタ視点的に、だから彼はメインではないということ?

調べると現時点でシーズン2まであるそうで、ウンと元に戻ればある意味、王道。でもシーズン2のジャケット見るとそんな感じはしないのです😑

落ち着かないこの気持ちを何とかして。