実話に基づく、なので、どこまでが実話か調べようとしてGoogleで検索。しても該当する会社名も情報も一切出てこない。
この時点で、マジだ、と、思った。
この話自体凄いが、掘り起こして配信したNetflixのジャイアントキリング感が面白い。
いつの時代にもどこの国でも共通のベンチャーあるあるが随所に描かれている。
技術革命何某って、国家クラスの軍事的モチベーションなり、何やかやで資金力がエンジンとして必要で、でもそれだけじゃ革命は起きなくて、そこに一家に一台、一人に一台というレベルで万人の生活者の手に取らせるという切り込みが無ければ、インフラレベルで真価を発揮するビジネスを超えた革命にはならない。
で、それに早く気付いたもん勝ちで、早くやったもん勝ち。
Appleが良き例だと思う。
という割とちゃんとしたことが描かれていた気がした。学び。
結果的に彼等は裁判には勝てなかったわけだけども、最後には彼等が彼等の技術発明を通じて見据えていた世界が実現している景色を見て、いいんだ、これでいいんだ、見ろよ、俺らが思い描いていた世界になってるよ、アハハ、と、喜びすら感じて、小さくはしゃいでいるオッサンの姿が素敵。
彼等はビジネスマンではなく、アーティストとエンジニアだったわけで、だからGoogleジャイアンには勝てなかったわけやが、彼等は彼等で、真に望んでいた大切な本質を発見して手に入れたような、静かな爽快感があった。
この事実を知らなかったので、知れただけで、エレー話みちゃったぞ満足感。
みんなに知って欲しい話。
毎日お世話になるGoogle見る目がちょっとだけ変わる。
あと、確実に、ケバブサンド食べたくなる。