たまご

正体のたまごのレビュー・感想・評価

正体(2022年製作のドラマ)
3.7
容姿がよくて、才能がある人が辛い境遇に落ちているのは、嫉妬・妬みを主食としている人からすると、まあメシウマといいますか。

人の不幸を喜ぶ人はたくさんいますが、これはほんとになんとも不幸ですね。助けにはいった家で犯人と間違われてしまい、死刑の判決をうけてしまう訳ですから。

そんなことがあったら不条理というか、人生ってなんだっけと思わざるを得なく、でもそれに対して抗って、なんとか条理を取り戻そうという物語。

この話がいいところってどこなのだろうかと考えると、わたしの場合はメシウマではなく、一言で言うと、彼の誠実さなのかもしれないですね。

やはりいい人間って応援したくなるものだな、と。

人のために真摯に何かをしてあげようとする人を悪く思うのは難しく、むしろ、そういう姿勢の人を見ると応援したくなってしまうものです。

亀梨さんは自分の無罪を証明しようと行動しているのですが、その最中で知り合う人たちに対して何かの救いを施します。

そこで救われた人が、のちに亀梨くんを助けてくるということになるのですが、そういうストーリーは視聴者・人類にとっても救いとなります。

徳を積むとその徳が返ってくる。

いい人、優しい人が割を食わない世の中なのだというのは人類の希望でしかなく、そんなことがきっと保証されているからこそ、誠実に生きていこうと思うのですわ。

そんなことを考えてはみたいのですが、他の人はこの話のいいところはどこだと思うのだろか。

あとで他の人のレビューをみてみよ。
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