結婚していない人には結婚というものがどういうものなのかわからない。
なぜ、こんなことを言うかと結婚して妻と暮らして、あー、こんなことあったなー、というシーンがいくつもあった。
喧嘩をして感情にまかせて文句を言ってみたりするのだけど、あとで、あー、なんであんなことを言ってしまったのか・・・、なんて後悔したりするんですよね。
離れるも近付くも、どうしていいのかわからないけど、簡単に切れない関係性であり、本当はお互いうまくいってほしいはずなのに・・・。
でも、そんなことがあったり考えたりしながら、状況や環境も変わりお互いが冷静になって、もう一度、向き合おうとしたりして、その度に絆が少しずつ強くなっているような気もしたりします。
そんな結婚あるあるな話なのですがクドカンにかかると、まあめっちゃ面白いですね。ストーリーだけで魅せるのではなく、ちょっとしたセリフや振る舞いの一つ一つが面白い。
そしてキャスティングのうまさ。個性豊かな俳優たちの演技に泣き笑い楽しみ。ただ楽しいだけでなく、きちんと感動のようなものを織り混ぜ心を揺さぶられたりもしました。
最後にドラマの感想ではないのですが、結婚して今まで知り得なかった経験が僕の人生に複雑味や新しい視座を与えてくれ、また今後もそのような経験がひたすらできるものだと思っており、結婚って悪くないですよ、と。
妻に感謝。