空の落下地点

ムーンナイトの空の落下地点のレビュー・感想・評価

ムーンナイト(2022年製作のドラマ)
3.4
アメミットが『ホークアイ』のマヤで、ファラオことアレキサンダー大王がマヤの通訳の人みたい。これは黒い未亡人ということでは。
スティーヴン(s)の輪郭がジョーカーっぽくて、弱者迎合を感じる。
ワンダヴィジョンのテセウスの船理論も伏線。眠ってる間の罪も罪なのか。
白目作戦は死者の再利用。ソード社が絡んでる❓
ホークアイで『ビッグ』の床ライトピアノが出てきたのも伏線。
何となくスティーヴンの時、ジョン・キューザックがポール・ダノと二役やった時を思い出した。
何で最近のハリウッドは映画並みの演技を配信限定のドラマに綴じ込めることにしたんだろう。ラブ&デスとこれが最近観た中では凄かった、演技が。

誰しもがヒーローになれる可能性と、責任が伴うこと、兵士の多くがPTSDを抱えること、ヒーローに影響されて自警団になったり兵士になったりするのを会社全体として推奨してませんというアピールに見えた。
押し付け合いの後、また別の人格がヤルだけ。ヒーローは一人のスレイヴだっていう側面を描いた。傑作かもしれない。
月が手錠にもクレーンゲームのクレーンにも見える。あまりにもヒーローに憧れすぎて、隊員募集とかに引っかからないで。

ムーンナイトと夜神月の共通項の多さに震える。変な神に操られてるとこと、もともとヒロイズムなところ。
最後のタクシー運転手の人格は『タクシードライバー』オマージュなのかな。マーベル批判のマーティン・スコセッシへのカウンターパンチ。
空の落下地点

空の落下地点