人は何故パンデミックの時代が来ると、わざわざ同じようなパンデミック作品を観たくなるのだろう？コロナ禍でまず出版社が流行らせたのが、古典の名作ペストだし、個人的にも今の状況に酷似している、コンテイジョンを観てしまった。不思議…
静かなる海。
月に海がある訳ではないが、月のなだらかな光を反射しない黒い面のことをそう呼ぶとか。本作の内容と併せて考えると洒落たタイトルだと思う。
近未来、気候変動のツケなのか、地球上の海も含めた水が枯渇し、韓国では水は階級による配給性となっている。それこそマッドマックスになりそうな気がするがそうはならない。宇宙飛行士の主人公達は、5年前に閉鎖された月基地から、何か分からないサンプルを回収し帰還するよう、上司に命じられ旅立つ。そもそも何か分からないものを探せと言われた時点でもっと抵抗すべきだと思う。辿り着いた基地で、次から次へと隊員達が謎の生き物に殺されたり、謎のウィルスにより体を侵食され、死に至ったり、と恐怖がジワジワやって来るホラー展開に。しかしそれは政府が予め絡んでいた、人類に唯一の希望をもたらすかも知れないモノだった…
次がどうなるのか気になってやめられない展開ではあったものの、最後のえ？なんで？そんなのあり？という映像には今でも疑問。そんな超人ロックがいていいの？え？
シーズン2はあるのか？すごく気になります。
