このレビューはネタバレを含みます
見入ってしまったけど、
決してすっきりする作品ではない。
許せないことや人がたくさん出てきて辛かった。
特に8話。
ドソクは植物状態になって
被害者の方は亡くなってるのに
ナグニ部長の判決で、少年たちは保護処分。
親も親だし、歓声上げてるしもう。
判事は被害者の奥さんの言葉すら聞かず。
救いがなさすぎてあまりにも酷い。
ただ、ナグニ部長の仕事の仕方に関しては、法は万能じゃないし、
判事が偏見を持って判決を下しては
冤罪が起こりうる。
感情を持ち込まず証拠だけを元にっていうのは
リアルなのかなと感じた。
ただ、自分がもし何かに巻き込まれて
被害者もしくは加害者になった際、
証拠が無ければ事実も認めてもらえない、
恐ろしいなと思った。
最後のタトゥー少年は
最初のバラバラ死体の子だよね、、
あんな事件に関わっていても、
2年で出てきてしまう、、
あんなに狂ってて更生なんて話にならないだろうって人でも。
そしてまた法廷に戻ってきてる。
世の中本当にこんな感じなら、
街を歩くのが怖くて仕方ない。
勿論、一度の間違いでその人の人生を
決めてしまうべきではない、更生の道を
という考え方は時と場合によっては必要だと思う。
けど、更生って簡単なことじゃないし、
人を選んで使い分けてほしい。
でもそれでは公平じゃないし、
神でもない限りそのジャッジを正確に下すことは不可能。
人を裁くって本当に難しく、
裁判官って精神が壊れてしまいそうな職業だなと思った。