ひな鳥ピヨー

慶余年 ~麒麟児、現る~のひな鳥ピヨーのレビュー・感想・評価

慶余年 ~麒麟児、現る~(2019年製作のドラマ)
2.9
これは長編な中国ドラマの中でも早いうちに名前も設定も馴れたからどん詰まりにならずに中盤までは次々とスコスコ観れた。幼少期が要点だけの数話ですぐに成人した本編に移行したのもよかったのかも
逆に後半にかけての長ーい中盤には集中力が切れた。で、大ラストでまた持ち直した

は?いくらなんでも冷凍庫もない時代に鶏もも焼を常温木箱に記念品はないわー。せめて風通しがよければ干し肉になるかもだが腐るって…

前半は呼び戻された都生活で一目惚れした君を探す日々
政略結婚によって権力を手にするからそれを阻むための策略を返り討ちにする。

これだけ漢詩を暗唱したりベストセラー本をあらすじだけじゃなく書籍とできるくらいに覚えているってすごいと思うけどね。

主従を越えた友情と亡き母親の意思と邂逅
まさかの『Dr.STONE』な世界だった…?って謎の設定
過去に行っているようで実は未来で、平行世界でもなくかつての高度文明社会の知人が天才たらしめている。
氷河の下ではあるが、アトランティスみたいな?

前世?の知識あって万能感纒っていた主人公が畳み掛けるように掌で踊らされている。何もじゃないが、上には上がいて未熟というか若さゆえでか老獪とか策略が一手も二手の惜しいじゃなく全然足りてない…

これは世界観広がっても大丈夫な小説だとこの設定が活かしきれているのかな。ドラマだとこんなに話数多くても配分がおかしいのか回収し切れず?
このラストは原作への呼び込みなのか、こういう終わり方している作品なのか?
わからない