映画Searchのアイデアを、うまく日本のナードに落とし込んだ良作サスペンス。
主人公の引きこもりのキッカケとラスボスの関係を物語にうまく絡ませ、最後に立場を逆転させるカタルシスは王道ながら痛快。
引きこもりが外に出た時の苦しさを映像で表現していたのも良かった。
現実にあるITツールであるTwitter、Zoom、Messenger、instagram、Googleなどの機能を駆使し、デジタルタトゥーから証拠を見つけ「特定」する過程をドラマにしっかりと落とし込んであり、自らも一緒に謎解きをしていく感覚が味わえて面白い。
荒唐無稽な話ではなく、これ実際にできちゃうからねぇ。
あとディープフェイクも取り上げられていましたが、リアルタイム通信で別の人間の顔に変換できたらマジで怖いですね。
さすがにこれはまだ現実ではできない…と思いたい。
カラシを水鉄砲に入れて飛ばすのは無理があるやろ…と思いつつ、面白かったんでヨシw
スプラトゥーンみたいだなと思って観てた。
これまた続編を匂わせる要素があり(特に主人公の友達ね。謎すぎる。)、視聴率が良ければおそらく続きが出るはず。
面白かったんでぜひ続きを作って欲しい!
主人公がなぜかカプコン推しで、背景画像がスト2、部屋のポスターにはキャプテンコマンドーやら、おっさんゲーマーにしかわからないものも混ざっていて楽しかったw