"Slow Horses"とは、007みたいな立派なスパイではなく、どこかでやらかしたりして降格させられたダメエージェント。"Slow Horses"になった理由はみんなそれぞれだけど、ある日大きな事件に巻き込まれて、やっと腕を見せられるチャンスを運命に与えられた。
どんでん返しだらけのスパイストーリーに慣れている視聴者からすると一切新しいレシピではないが、調理の仕方が完璧で、調味料の配合も絶妙。そして、イギリスならではの皮肉なユーモアもいい感じに効いていて、アメリカのマンネリ化したスリラーとは少しズレた世界観も楽しめる。
