このレビューはネタバレを含みます
ツイッターなんかで良くみていたあの３つに分断された日本の画像の元ネタこれだったんか！！！！！
最近の仮面ライダーで評判が良かったのとチェリまほで好きになった俳優・赤楚くん目当てで見始めた。
まず、1話の引きが最高すぎる。これは絶対2話見たくなる。
そこから勢いを逃がすことなく最終回まで突っ切るので見ていて飽きない。毎話毎話ラストに何かしらの引きで終わるのでそこがワンパターンと考えるかもしれないが、私はそこまで気にならなかったかな。
さらに、1話に新フォームが１パターン以上あるのもパターンが豊富で、純粋に仮面ライダーのフォームチェンジが楽しくなってくる。
また、これは時代がどんどん新しくなって技術が向上しているからなんだろうなと思うとやっぱりいいなと思った。
変身シーンや変身音などが結構耳に残る印象的なものが多く、すごくよかった。
「戦争」をテーマに仮面ライダー自体が軍事兵器として扱われ、人体実験や仮面ライダーで人助けをしていくうちに主人公たちがどんどん戦争に巻き込まれていく展開が純粋に面白い。
私がよく見ていた時代の仮面ライダー（平成2期初め頃）は2話で1つのストーリー構成のが多かった気がするが、ビルドはそういう区切りがなかなかなく最初から最後まで１つの話として突っ切っているので勢いで1話から最終回まで見たくなる。
またテーマや展開が暗くなりそうなのだが、ちゃんとギャグやコメディシーンも多くあり、メタ発言やアバンのナレーションのふさけ具合が良い感じにクッションになっており、シリアスとコメディの塩梅がちょうどよい。
キャラクターたちの立場がどんどん入れ代わり立ち代わり、1話前まで敵だった奴が次には味方になったり、その逆だったりもよくあり、1話でも飛ばすと見失いそう。
また、主人公や他キャラクターの秘密や謎も多く、話数を追うごとにどんどん解け行くのも見ていて気持ちがいい。
だが、最終回まで見て見ると人間は全員主人公たち側だったと思うと、結局人間ＶＳ火星人エボルトだったなと思う。
主人公の戦兎はそこまで好きじゃなかったけど、万丈とかずみんが特に好きだった。玄徳もまぁまぁ好き。
万丈の筋肉馬鹿とのバディ感が1話から最終回までずっとあってすごかった。
かずみんは最初は敵だったけど、みーちゃんのファンというキャラがいっこのっかって味方になっただけでかなり好きなキャラになった。
みーちゃんとの関係性がかなり好きで、一番応援できる。「ドルヲタ推しと付き合うってよ」見たい。
47話のかずみんの死はすごく印象的で今までの積み重ねがあったからこそ、あの47話がすごく良いシーンになったと思う。
みーたんとの最後のやり取り、ほんと好き。かずみん好き。
最終回素晴らしすぎた。
最終フォームがラビット&ドラゴンは胸に来る。
こんなのタジャドルじゃん…。
新世界になって、戦兎のことを知る人間がおらず世界で記憶を持ってるのは自分だけ、一人ぼっちになった主人公で終わりはちょっと悲しいな～とか思ってたらまさかの万丈生存でうぇええええええええええええまじか！！！！と声が出た。
しかも、黒髪の新世界の万丈とは別っていうのが面白いセルフＮＴＲやん。
ひとりぼっちかと思っていたら、まさかの二人だけの世界になって、まじで公式やってんな・・・と思った。
これはもうＢＬやん。。。。
そういう目で見てなかったのに、最終回でやられました。
ＯＰも好きだし、とにかく見てよかった。
やっぱり仮面ライダー面白いなぁ～～～
また色々見たくなる。
