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ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋のshihoのレビュー・感想・評価

3.8
ジャンルはグロキモ!

やっぱりギレルモ・デル・トロは監督じゃないと…総指揮とかプロデュースではそこそこの物しか……という感じだった。シェイプ・オブ〜とかパンズ〜のクオリティの高さを逆に思い知った。

じわじわホラーが好きな私の好みではなかったけど、一定の需要がありそう。「極力グロクリーチャーを登場させろ」というのがギレルモの要望か?笑

興味あって見始めて後半はノルマ感覚だったけど、そういう縛りのある鑑賞もまた一興。コンプしたらそれなりに達成感もあるww


【せっかくなので個人的ランキング&評価(ネタバレなし)】

🥇01 「ロット36」
トップバッターにしてほぼ唯一まともに”部屋”の話。前半のワクワク感と小道具の良さ、テーマに沿っている点を高く評価しました。

🥈03「解剖」
めちゃくちゃ残酷でグロいけど1時間ドラマとしてはとてもよく出来ているし、満足感もある。美術や俳優も良かった。

🥉08「ざわめき」
順番通りに鑑賞してきた人にとっては、この最終話がいくらか癒しになるかも。
珍しくグロもなく、映像も自然豊かで美しくて良かった。そして何気に一番ホラーやってた。色んな人の感想を聞きたくなる話。


あとはあんまりランク付けする気にならないので一言感想だけ☆彡.。

02 「墓場のネズミ」
テーマは良かったが要素を盛りすぎた印象。
死体が出てくる話は好き。

04 「外見」
美しくなることが良いことだと全然思えなくなるビジュアルは評価する。「レクイエム・フォー・ドリーム」の亜種にも思える。

05「ピックマンのモデル」
グロさ全体の2位(1位は解剖)、嫌悪感1位。
悪魔崇拝的な恐怖を極めてくれたらそのグロさもホラーに変換出来て良かったのだけど、オチが弱かった。あと音楽がイマイチ。

06「魔女の家での夢」
ダメダメな予感がしてたけどそれを超えてダメダメだった。美術にはお金かかってるしストーリーも悪くないのに、クソみたいなハリポタパロを入れたせいで全てがガラクタになった。

07「観覧」
退屈で死にそうな時間を乗り切ったら途中から少し楽しかったw
前半部分の会話は聞き流して大丈夫です。「彼らは今何してんのか」だけふわっと分かっていれば良いです。
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