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セックス・ピストルズ
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セックス・ピストルズの作品紹介

セックス・ピストルズのあらすじ

世界中にパンク革命をもたらしたセックス・ピストルズの伝説的ギタリスト、スティーヴ・ジョーンズの半生を描いたドラマシリーズ。『ロミオ+ジュリエット』や『ムーラン・ルージュ』などを手掛けたクレイグ・ピアースが脚本を務め、『トレイン・スポッティング』『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイルがメガホンを取る。

セックス・ピストルズの監督

セックス・ピストルズの脚本

セックス・ピストルズの出演者

『セックス・ピストルズ』のエピソード情報

トラック1:ザ・クロック・オブ・インビジビリティー

トラック2:ロットン

トラック3:ボディーズ

トラック4:プリティー・ベーイカント

トラック5:ナンシー&シド

トラック6:フー・キルド・パンビ?

『セックス・ピストルズ』に投稿された感想・評価

Yellowman

Yellowmanの感想・評価

4.0
パンクと言えば、誰でも知っているSex Pistolsの伝記ドラマ。ギターのスティーブ・ジョーンズの自伝本「ロンリー・ボーイ」をベースにダニーボイルが監督を務めた。
画面のサイズはSD。映像の質感も、時折インサートされる70年代後期のイギリスの当時の映像と変わらないぐらいの荒れた質感。
バンドに衣装を提供していたとされるヴィヴィアン・ウエストウッドのアパレルショップ“SEX”の再現度が素晴らしい。写真で、見た外観そのまんま。他にも当時のロンドン感沢山。こだわりのディテール。
中身は、自分的には知っている事が時系列に展開して行くのだが、今作では自伝通りギターのスティーブ・ジョーンズ視点なのだが、それがあの騒動を観るには、ベストチョイス。ジョニー・ロットンや、シド・ヴィシャスを冷静に観れる。
とにかく、ピストルズの事良く知らない人達には、バッチリハマる作りには、なっている。ヴィヴィアン・ウエストウッドの当時からのパンク精神も知れる。


一言言えば、シド・ヴィシャス役、もうちょい何とか、ならんもんかね。ゲイリー・オールドマンのシドの方が100倍良かったわ。
タケオ

タケオの感想・評価

3.8
-「本物」になれない焦燥感 『セックス・ピストルズ』(22年)-

 「まだ何者にもなれていないが、お前らみたいな腐った大人にはなりたくない!」という思春期ならではの捻れた精神性は極めて真っ当なものであり、「セックス・ピストルズ」は、そんな怒れる若者たちの心をガッシリと掴むバンドだった。御多分にもれず、筆者も学生時代に彼らのアティチュードに心酔した人間のひとりである。
 多くの場合、「セックス・ピストルズ」の活動はジョニー・ロットンやシド・ヴィシャスを中心に語られがちだが、ギタリスト、スティーヴ・ジョーンズの回想録『Lonely Boy: Tales from a Sex Pistol』(16年)が原作ということもあり、本シリーズではスティーヴ・ジョーンズの視点から「セックス・ピストルズ」の狂乱の青春が描かれていく。その結果本シリーズは、「決して'本物'にはなれない」という普遍的な焦燥感を浮かび上がらせることに成功した。「こんな腐りきった世界なんか糞喰らえだ!」という怒りは確かにあるし、パンクな生き方を心の底から望んではいる。しかし、だからといってジョニー・ロットンやシド・ヴィシャスのような「本物」にはなることができない。そんなスティーヴ・ジョーンズの苦悩と葛藤を真摯に描いた本シリーズは、「セックス・ピストルズ」のアティチュードに心酔しながらも、いつしかこの腐りきった世界に妥協してしまった僕のような「本物になれないポーザー」には痛いほど突き刺さった。
 ダニー・ボイル監督のチャカチャカとしたデタラメな編集は、前作『イエスタデイ』(19年)では「ビートルズ」という題材との食い合わせの悪さが目立ったが、本シリーズでは見事にハマっているように思える。というのも、「セックス・ピストルズ」ほどデタラメなバンドもそうそういないからだ。しかし、デタラメなりにもそこには確かに「怒り」があった。「小難しいことはよくわかんねぇけど、とにかく俺たちはこの腐りきった世界にムカついてんだ!」という純粋なる「怒り」が。何もかもが最低最悪な「No future」な時代が続く限り、これからも「セックス・ピストルズ」は怒れる(本物になれない)若者たちから支持され続けるに違いない。
uk

ukの感想・評価

4.2
音楽・ファッション好きであれば一度は耳にしたことがあるであろうレジェンドたちの豪華共演で彩る、スティーヴ・ジョーンズから見えていたセックス・ピストルズの物語。アルバム1枚しか出していないバンドが後世に語り継がれる理由がココにある。セックス、ドラッグ、ロックンロールをリアルで突き進んだバンドヒストリー。

劇中でも描かれている通り、セックス・ピストルズの顔と言えば、ヴォーカルのジョニー・ロットンかベースのシド・ヴィシャスだろう。
ピストルズのギター、スティーヴ・ジョーンズやドラムのポール・クックを知っている人がどれだけいるのだろうか?
日本で例えるなら、ブルーハーツの甲本ヒロトとマーシー(真島昌利)は知っているけど、河口純之助と梶原徹也はピンと来ない。と言ったイメージかな?
リアルタイムで彼らを追っていた人はメンバー全員知っていると思うが、自分のように彼らが活動していた時代はまだ生まれておらず、あくまで後追いでちょっとかじったくらいだったらこんなもんだと思う。
そして、そのギタリストであるスティーヴ・ジョーンズの視点で見えていたセックス・ピストルズの物語をダニー・ボイルがドラマ化したのが今作。

ダニー・ボイルの演出も多分に盛り込まれており、なんといっても70年代を意識したレトロな画質がクール。彼らの生きた時代を感じさせてくれる。
そして、実際はドラマで描かれているような親密な関係には発展していなかったようだが、のちのプリテンダーズのヴォーカリスト、クリッシー・ハインドがヒロインとして描かれる。
結果としてこのクリッシー役の子シドニー・チャンドラーに一番魅力を感じたかもしれない。それくらい、ドラマの中で重要な役だし、演じている役者が良かった。

そして、ヴィヴィアン・ウエストウッドやマルコム・マクラーレン、ジョーダン(パメラ・ルーク)やピストルズの初代ベーシスト、グレン・マトリック、クラッシュのミック・ジョーンズ(名前しか登場しないが…)とりあえずレジェンドたくさん出てきます。

バンドをやっていた頃、伝説のバンドも聞かなきゃ。ということでブックオフで中古CDを買いあさり、もちろんピストルズの『勝手にしやがれ』も保有しているが、当時の音源は音が悪く、正直そんなにハマらなかったピストルズ。持っているCD聞いても音質悪くて音スカスカだしね…。
でも、このドラマに出てくるピストルズはカッコよく、というかリアルタイムで彼らを観たら自分も惹かれていただろうな。一世を風靡した理由を感じ取れる作品だった。
スティーヴから見た、有名なシド&ナンシーの客観的な視点も観れる。
人の数だけ真実がある。この作品に描かれていることは、スティーヴ・ジョーンズが見ていたバンドの1つの真実の形。良かったです。