脚本ムン・ジウォン、演出ユ・インシクによる、法廷恋愛コメディヒューマニティ。自閉スペクトラム症の女性新米弁護士の成長の物語(全16話)。
主人公ウ・ヨンウ(パク・ウンビン)は、自閉症(幼い頃、法律の書物を一度見て覚えたので、サヴァン症候群)で、クジラとキンパ(韓国式海苔巻き)が大好き。職場の訟務チーム(弁護士のサポート)のイ・ジュノと仲がいい。
親友はダンスの上手なグラミ。職場の上司は、優しいシニア弁護士のミョンソク、同期は二人、優しい女性スヨンと腹黒策士のミヌ。
殺す気なら殺人未遂、怪我させる気なら傷害罪、少し叩く気なら暴行致傷罪、故意じゃなければ過失致傷。法律は、気持ちを重視するのが、今更ながら意外でした。
マイノリティ、IT、脱北者、男女雇用均等、特許など、様々な案件を法廷で争う中で、関わる人たちの事件を通して、時には勝利したり負けたりして、成長していく新米三人。
法廷と言っても難しい話になるのではなく、色んな事件の当事者の目線で、そこには理由や目的がある。
また、弁護士たちも、色んな家族の悩みや問題、確執や愛、友情、師弟愛もあり、ヒューマニティに溢れている。
ラブ・ラインも、何本か出てくるので、こちらも目が離せない。色んなラブは1割くらい。ヒューマニティの方が多いです。個人的には、もう少しあっても良かったかな。個人的に好きなのは、優しい上司ミョンソク、イケメンで優しいジュノ、スタイルのいいグラミと笑顔のヨンウ。
主人公は、思いもよらぬ発想がひらめくと、頭の中で大好きなクジラやイルカが飛び跳ねるのが笑える。また、各話の終わりに出てくる、乙女チックな可愛いイラストがとても可愛いです。
