毎回楽しみにしていたドラマでした。暫くロスになるかな、と思って最終回に挑んでみたら、そんな気持ちを吹っ飛ばすような、ウヨンウのいつもの冴え渡る頭脳が閃いた時のキラメキや、恋心の再確認や、新しい発見の喜びやなんやかやで、とっても忙しく、そして爽やかに、軽やかに終わったので、観ているこちらも笑顔のまま、S2を待てそうです。
普通の人が少し間違えた選択をしただけで、こんなに道を違えてしまうことを強調するドラマが多い中で、間違えてもやり直す機会が与えられるドラマは、現代を生きる私達にはとても救いです。
罰を受けても出直せる、子育てに失敗しても、別の関係を築ける、愛しているのに別れようと言っても、また機会は巡ってくる…あらゆる場面で、優しく包み込まれるような良い作品。
太陽のような笑顔がかわいい、嘘のつけない、人とは違うウヨンウを、絶望を感じさせずに愛情を注いで育てた、優しい父。時には猫がすり抜けるように、つれない態度を取られて、寂しい思いをしながらも、温かく見守る父には、法曹界を諦めても大切に育てた甲斐があったね、と言いたい。
ハンバダ事務所の面々もクセはあるものの、ウヨンウを認めて良いチームワークだったし、親友も素敵な女性で…悪役のいないドラマでした。そしてカンテオ、こんなに良い役をもらえて本当に良かった。なんてかわいい人なんだろう、と何度も思いました。彼も春の陽射しのような優しい人だと思います。
