エピソード08
邂逅Ⅶ:切り札ニンジャ

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あらすじ
景和(佐藤瑠雅)の姉・沙羅(志田音々)がジャマトに襲われた。ラスボスのナイトジャマトとの戦いで負った傷が癒えない景和だが、ツムリ(青島心)の心配をよそに英寿(簡秀吉)らとジャマトが出現したエリアへ移動する。
ナイトジャマトを前に英寿、祢音(星乃夢奈)、道長(杢代和人)はライダーに変身。景和は一人、沙羅のもとへ向かうとタイクーンに変身してジャマトに立ち向かう。弟の変身に驚く沙羅だったが、偶然タイクーンのIDコアに触れてしまい忌まわしい過去を思い出す。
それは景和も知らなかった両親の死の真実だった。10年前、事故死したはずの景和と沙羅の両親だったが、実はジャマトに命を奪われていたのだった。突然の沙羅の告白に呆然とする景和。そこへジャマトの攻撃を受けた景和は意識が遠のき、沙羅をさらわれてしまう。
サロンの救護室で意識を取り戻した景和は、沙羅を救うため4人のうち2人が囮になり、その間に残る2人が缶を蹴る作戦を提案する。しかし、道長も祢音も自分の理想を叶えたいから、と協力を拒否。世界が危機にひんしているときでさえ協力しないのか!景和は怒りを露わにする。
しかし、英寿はそんな景和に、自分の姉さえ守れれば誰かが幸せになれなくてもかまわないのか、と非難する。傲慢だと言われ何も言い返せない景和は、英寿の言葉に従い、自ら戦うことを選択する。
ナイトジャマトが出現した。英寿ら4人はライダーに変身、景和はタイクーンアローブーストに変身すると自らが囮になりナイトジャマトにアローを放つ。ならば、とギーツはニンジャバックルを手にするが、突然ニンジャバックルが光を放ち…。
なんとかナイトジャマトの攻撃を避けていたタイクーンだったが、ついに追い詰められ強烈な一撃をまともに受けてしまった。が、爆炎の中から現れたのはタイクーンではなく、なんと丸太。実はニンジャバックルが景和の思いと共鳴し、タイクーンのもとへと飛んでいったのだった。
ニンジャとブーストのバックルでブーストニンジャにチェンジしたタイクーンはナイトジャマトを翻弄すると、沙羅ら囚われていた人たちを救出。怯んだスキにギーツが缶を蹴り、さらにナーゴが空中で追い打ちをかけ、缶をジャマーエリアの外へと蹴り出した。
しかし、なぜかミッション終了のアナウンスはない。どうやら戦いはまだ継続するらしい。変身を解除した景和は姉の無事を確認すると喜びを露わにするが、負傷を理由にデザイアグランプリからの脱落が決定する。
脱落なら姉との元の生活に戻れると安堵する景和は、ニンジャバックルを英寿に返す。「おかげで姉ちゃんを救えた」と感謝する景和に英寿は「お前の心が奇跡を起こした」とその勇気を讃え、互いに微笑み合う。
その直後、景和はその場から消滅。見送った英寿は「こんな世界は俺が終わらせる」と言い放ち、決然と景和の思いを引き継いでいく。
Kouta
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るい
鈴木仮名
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