このレビューはネタバレを含みます
2日あれば全話や余裕で見れるコンパクトなドラマ。コンパクトであるが故に、余計な伏線も拡げず、とても面白かった。
厨房でキレッキレの料理人たち、おっさんなのに子供よりガキっぽいシカゴの親父たちになかなか圧倒された。
依存症やメンタルヘルスの事も扱い、いかにアメリカで処方薬が日常に入り込んでいるのかをサラリと描くし、それでいて、バースデイパーティーの件でそれをコミカルにも描く。
兄との確執、突然の死に対して弟はどのように受け止めて生き続けるのか?に最後はフォーカスしていくのも綺麗。
ラストはそこまで大きなサプライズは作りようがないだけに、やや強引ではあったが、良い場面でレディオヘッドの「Led Down」の使い方は良かった。