このレビューはネタバレを含みます
泥沼ドラマ笑
女同士の争いから起こる殺人事件、その主人公と周囲の話
あ〜もうバカバカくだらねぇな。。。ってことしか起こんないんだけどなかなかおもしろかった。
人生瀬戸際に立たされる中でなんとか乗り切ろうとする人間の心理描写が秀逸。
そこでそういう顔になるんだ、そういう行動取るんだっていう面白さがわりとずっとあった気がする。顔芸もめちゃ良いし、なかなかみんな怪演だわ。
つかみからそれだし、異様なほど塗り固めた嘘を繰り返すのとか、里子の試し行動とか、とくになにも決定的な言葉を残さないけどアランとパットの関係性を肉の焼き方でうまいこと示唆したりだとか、個人的に良いシーン多かった。
意外と細かいキャラまで印象に残るし、なかなか作り込まれてたなあ。
もちろん、面白いなとは思っても好きになれる人間は一人も出てこない。笑
夫に構ってもらえない妻って構図から全ての問題が発生しているのって、この時代のリアルなのかね。
ただラストは納得いかないというか、飴拾ってカメラ目線は雰囲気ぶち壊すしやめとけ？って思った笑
打ち切られたのか？ベティからみた真実がありそうな感じだったからそっちもいくのかと思ったけどなんか変な終わり方だったな。
