新聞記者のgのネタバレレビュー・内容・結末

おもしろかった
映画の方も見たけど、ドラマはより人物たちの苦悩や葛藤が深掘りされてる感じかな。
映画でもやってドラマでもって時点で作品に対する思い入れとか伝えたいことへの使命感みたいなものが感じられるし、静かだけど熱量と重みが伝わってくる作品。
鈴木さんが風呂で鏡に映る汚れた自分をシャワーで流すシーンとか綾野剛が机叩くシーンとか、自分の信念と置かれてる立場の狭間で葛藤してる人たちの描写の重さ、熱が凄すぎて
おぉ…ってなった。
実話に基づく鈴木さんのキャラ周辺の部分に関して強いのはもう言わずもがなだけど
若者がどう政治参加してくかの視点とか、物語として勝利で飾る方向のプロットとか登場人物とか、ドラマとしてのフィクション部分があるっていうのが当然映画との大きな違いだけど、まぁいろいろとベタ感とかあれどそこもそんなに悪くはなかったかなと思う。