ミーハー

両刃の斧のミーハーのネタバレレビュー・内容・結末

両刃の斧(2022年製作のドラマ)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

重たい内容と分かっていたので、録画したものの観るまでにかなり時間がかかってしまった。さらに一話見終わるたびに先を知るのがしんどくて一週間空き…で見終わるまでまた日数を要した。

ラクダ男がこれがもうほんとにキモくて憎らしくて、もういいじゃん!柴さんを捕まえなくてももういいよ!と思ってしまう。結果的に全然違う真実がラストで明らかになり…しんどい。

タイトルがすばらしく、真実に近づこうと斧を振りかざすと、背負っている守りたい大切な人たちを傷つけてしまう。

こんな偶然あるかよって思う部分はある。けどそれを上回るどうでもよくなるラストの苦しさ。柴さんを想うともうつらくてつらくて…

柴田恭平がやつれているとき、すごいな、減量したのかなと思ってみていたけど、減量抜きにして表情がすごい。
元の優しい警察官の顔、犯人を探し続ける覚悟の顔、完黙をつらぬく時の険しい顔、妻に愛を伝える時の顔、ひまりの結婚式での顔、どこかに消えてしまいそうで川澄が不安になってしまうのが分かる。
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