ミーハー

不機嫌なジーンのミーハーのネタバレレビュー・内容・結末

不機嫌なジーン(2005年製作のドラマ)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

もとからふたりとも大好きで尊敬とも思えるほど容姿も声もしぐさも全て好きなんだけど、このドラマはしばらく引きずるくらい竹内結子と内野聖陽にハマる。

いい大人がこどもみたいな下手くそな恋愛をしてるんだけど、大事なとこは大人の決断をしたり我慢をしたり。ただただかわいい二人なのに信じられないくらい相手のことを思いやり、その場しのぎの嘘やなぐさめはしない。
仁子の人生の分岐点で自分はきっと逆の方を毎回選んでしまう弱い女で、仁子は自立した立派すぎる女性で、自分だったらかなりの場面で揺らいでキスしてたわここ、好きって言ったわ、ついてったわ…と思う。
だって好き同士だし!論文期限過ぎてヤバくても!夜中に大好きな教授が来てくれてお風呂にドボンと入れられてあんな甘いこと言われたら私は抱きついてイチャイチャ始まっちゃうよ…
けど教授はそういう自分にも厳しいジーンを愛してて、海外についてこないジーンも愛してる。
あー、ラストの突然くるお別れはこっちが胸が苦しくなって、イヤだと泣く仁子が普通の女の子で、さよならだと言う教授の胸の中もきっとズタズタで…こんなラスト嫌だと泣いた。
ロンドンでの最後の涙も、「ついていったらきっと後悔する」と言った仁子の「ついていかなかった後悔」の涙で、切なすぎる。教授もきっといろんな女性と過ごすけど仁子を想って続かなさそう。
もっと先でまた会ってほしいな。老後でいいから一緒に暮らしてほしいな。
教授が浮気する前の、幸せな日々が戻ってきてほしいな。

そして小林聡美とオダギリジョーが好きすぎる。寝起きのオダギリジョーの顔と声、胸がギュッとなるかわいさと色気。
いろんなシーンや最終回の映像で全ての出演者と出演生物?へのリスペクトを感じられるのもまたステキ。
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