このレビューはネタバレを含みます
日曜劇場。
テセウスの船や半沢直樹が結構好きだったから、話の種としても見ることにしました。
最初2話は、ジョンドゥの再結成につながるストーリーで、次はどうなる?とハラハラし、データ消えて、アトム買収されて、というところまでは興奮マックスでした。
サガスの社長興津が、まさにラスボスとして君臨していたから、か。
後半、興津を助ける話は個人的に好きではないです。
かつての敵は今日の仲間、というにしてはあまりにも変わりすぎだし、あれだけ憎かった興津が最後に柔らかくなったエピソードとしてはやや薄かった。
きっかけが那由多とのゲームなら、もっと興津の心情の描写をしてほしかったし、実は日本の良いソフトウェアを、という8話の話も蛇足に聞こえてしまった。
個人的にIT企業の実態もよく知っていて、eスポーツ業界のプロ?の不祥事も日頃からネットニュースで見ている身としては、他のスポーツ同様にオリンピック競技にするにはまだまだ壁があるし、ハードの整備じゃなく、プレーヤーの質をもっと整備すべきだと思うので、理想と現実だよな、と思いながら見ていました。
ゲームは悪者にされがちだけど、サッカーにしろ野球にしろ、他の何かにしろ、それ自体に害はなく、それを使う、遊ぶ、人たちに大きな問題があると思いました。