このレビューはネタバレを含みます
３人がずっと変わらず一緒にいられなかったのは子供が出来て関係性が変わったからのように見えるけれど、実は美枝子と永慈の2人と、マッキーの間には明らかな違いがある。
マッキーだけはいつも変わらず自分の感情や欲求に正直で、好きなものを好きといい嫌いなものには興味を示さなかった。
世間や社会の常識やルールに縛られていなかった。
マッキーは今が楽しければそれでよかったのに、未来はどうなるかなんて誰にもわからないのに、永慈の父の意見によって美枝子や永慈が未来のことを憂い始めてから全てはおかしくなった。
簡単な言葉で言うと、高校を卒業して進学した美枝子と、フラフラするのをやめて父親の会社に就職した永慈は大人になったのだ。マッキーは楽しかったバイトを続けたかった。でも世間からみたらそれは、子供のままで成長してないと思われるのかもしれない。
なぜ未来や周りの幸せの為に今を、自分を犠牲にするのが大人なんだろう。
今に幸せを感じられるなら未来にも幸せを感じられているはず。
だって未来もいつかの今なんだから
自分が幸せなら周りも喜んでくれるはず。
そんなことを思った話だったなぁ
永慈が救われるとすれば、自分が1番大好きだった人と時間を、側にいる美枝子も知ってる、思い出を共有できるとこかなぁ
美枝子と永慈の子どもが標準語なのがすごく違和感だったんだけどなんで？キャスティングミス？？永慈パパの教育方針？
