タキ

invert 城塚翡翠 倒叙集のタキのレビュー・感想・評価

invert 城塚翡翠 倒叙集(2022年製作のドラマ)
3.8
倒叙ミステリドラマで1番有名なのは海外だと刑事コロンボ、日本でいうと古畑任三郎だと思う。わざと愚鈍そうにみせかけて相手(犯人)をイライラさせたり懐にはいりこんだりして隙を見せたところを観察し、犯人がボロを出したところで挙げるという手法はとくに目新しさはない。
翡翠が女を使って容疑者を追い詰める様子をみてると犯人(容疑者)が気の毒になってくることが何回かあった。これを面白いと感じられなかったのが正直辛い。翡翠の毒を真ちゃんがうまく中和できていたのが救いだった。
ところが翡翠の色仕掛けが通じない男、雲野が登場。杉本哲太演じる雲野がまさかの色仕掛けで目撃者を籠絡し、いくらなんでも人相の悪い60近いオッサンに若い目撃者がクラッとするわきゃないだろwと思ってたらそういうことかーと大いに納得。犯人を挙げるだけじゃなくて恥かかせるところまでやるとはこれが城塚翡翠かと1番面白かった。チラッと変態シスコン野郎もでてきてハデに予言を外していた。せっかくでてきたのに不憫。なんやったの。面白かったけど。
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