このレビューはネタバレを含みます
カルト教団から脱出した少女がカルト教団から逃げられるのか。
なかなか自分の中から抜けていかない洗脳。
虐待は、自分が悪い時思うことから抜け出せない。
誰かが助けようとしても脳の中で、恐怖のために正しく処理できないように癖がついてしまっている。
脳に染み込んだものは、なかなか拭えないということ。
どうなるのかという気持ちでどんどん見るわけだが、終わると、不快感が。
スザンヌが自分の立場からメイと一緒になってるのはわからなくもないけど、もっとジュールズたちを大切にしてやれよって。
スザンヌの母親もスザンヌを守ってないし、メイの母親もメイを守ってないし、不快感と怒りがじわじわくる。
母親なんだから、守れよって。
なんでそんなにバカなんだ?って、つい思ってしまう。
しかし、それが洗脳ということなんだろう。
私には理解できない。
焼き殺すことを正当化できるなんて、酷過ぎ。