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運命の螺旋のtokyoflaneurのレビュー・感想・評価

運命の螺旋(2022年製作のドラマ)
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個人的には 初モノ尽くしの作品。中々の衝撃作。必見。

インドの田舎町で毎年開催される7日間のお祭期間中に起きる事件を追い掛ける若い警部補サッカランが主人公。

とにかく「濃い」の一言に尽きる作品で、様々な要素が濃厚に表現されている。例えばお祭りのシーンも、少々過剰なほど派手に、印象的に表現されている。しかし、それがこの田舎町で起きている異常事態の緊迫度を画面越しに伝えている気がする。

欧米や日本の警察ドラマを見慣れていると、驚くような立ち振舞いが散見され突っ込みたくなるが、まぁ、それは異文化ということで、良しとするしかないのかな。

今回初めて「インドの連続ドラマ」でサスペンスモノを観たが、素直に謎解きとしても良くできていて、定石でありながらもびっくりする展開になっている。全8話の短いシリーズなのに、ひっくり返す事も多くて飽きさせない。

刑事モノではあるが、インドの社会的な問題(課題⁉︎)をしっかりと取り入れていて、社会派ドラマでもあるが、そこはインド。ちょっとしたギャグっぽい要素もあったりして可笑しい。

お祭りシーンが濃厚な故、少々間延びする感が無いわけではないが、非常に良い作品でした。
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