部分的記憶喪失、それによる家族関係の変化というよくある話ではあるけれど、1話ごとに移民、幼少期のトラウマ等テーマが存在して、社会問題と普段日常的に感じるよくある本音を上手く絡めて深い物語に仕上げている。
現実世界でもあるちょっとしたすれ違いとそれに対する感情をドラマ内で再構成していて、共感性が高い。
カメラも1コマ1コマ感情を捉えていて集中して視聴できる。
医療という緊迫した世界と大人な恋愛要素(ベタベタしていない)という緩急の付け方もリズムが丁度いい。
医療も肉体的なの話と精神科的な話があるのがバラエティがあっていい。
いいドラマでした。