このレビューはネタバレを含みます
S1の洗練さがS2でなきものとなってからもうS4。
ようやくあの洗練された演出とデザイン、音楽の調和が戻ったと実感できるシーズンとなりました！
やった！^o^
しかもS1のキャラクターたちがカムバック、
ストーリーもカムバック。
やったやった！^o^
ただS4最初の話数の新しいウエストワールドの「黄金の時代」の街どこに行った？とか、少し勿体無い設定の仕方があるな〜とか、
メイヴせっかく生き返ったのに！とか、クレメンタイン幸せになって欲しかったとか、ケイレヴの奥さんの最期もう少し知りたかったとか
そういう漫画ハンターハンター みたいな軽い殺し口(退場)で終わって少し浅い終わり方だと感じた部分もありました。
それでも丁寧に親子の絆なり、
暴力の見せ場、
不安と焦りの心理描写を音や、光、表情(演技)で描き切っていたのは本当にすごい。
個人的にはソドムとゴモラや黙示文学的なものを神がおこして人間に思い知らせるのではなく、種は違えど人間が人間同士で起こさせた世界を表しているようで、現代に置き換えられた神話の再構成を見ているようで面白かったです。
どこまで行っても果ては分裂して死であり、その中で幸せを感じることを選ぶのかと思っていたら次のシーズンは自由がテーマなんですね。
楽しみです。
今期魅力の塊だったテッサトンプソンお疲れ様！
次回エヴァンレイチェルウッドにまた期待！
