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寄生獣 -ザ・グレイ-のどど丼のレビュー・感想・評価

寄生獣 -ザ・グレイ-(2022年製作のドラマ)
4.4
は!?!?え!?!?!?!???!??最後、声出た、!!!?!?!?!!!はえ!?!?!?!?(とりあえず観てくれの感情)

楽しみにしていた韓国版「寄生獣」。オリジナルストーリーだけど、山崎貴版の造形描写も踏襲した上でアップグレードして帰ってきた感じ。面白かった……!

ヨン・サンホ製作なだけあって大仰でスピード感のあるアクションシーンの見応えが半端なく、TVシリーズながら高次元のVFXクオリティは流石の韓国。もはや寄生生物と関係の無いカーチェイスシーンですらかなり金掛かってる、ドローンぶっ壊れてそう笑。

ドラマパートも初めこそありがちかと思いきや、「寄生獣」の世界を通して人間社会を見つめていくストーリーが面白い。特に社会の分断や排斥で互いが人間不信に陥る暗い世の中だからこそ、必要な物語になっていた。あと、主人公が一つの肉体に常時2人格が存在するミギータイプではなく人格が逐一入れ替わるタイプで、初めはこの設定に懸念があったものの、後半になるとリアリティが増してむしろより良いドラマ性を生み出していた。

原作未読なので原作ファンの反応は分からないが、自分としてはとても満足の行く作品だった。冒頭に書いた件は、ネタバレ踏まないうちに是非観てご確認を🙌
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