その小さな隙が大きな綻びを生む
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財閥大企業ウンソンに勤めるファンドヒはフィクサーとして会社の悪事を揉み消し社内でも恐れられてる存在だったが、部下の自殺をきっかけに人生を見つめ直し、対立し合っていた人権弁護士オンギョンスクの事務所へ赴く。
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ソウル市長を目指す選挙戦を対立候補たちのやり合いをメインに、財閥派、庶民派それぞれの立場で戦い抜くザ韓国プチノアール的な本作。ここまでやるのかなーって思うけど、最近のアメリカの大統領戦など見てるとすべてが、フィクションじゃなない気もする。
本筋としては主人公の復讐劇が軸としてあり、選挙戦を戦う政治的やりとり、メディア戦略などSNS社会を痛烈に表現しながらも、その踊らされる人々への警告とも取れる描写は見事である。
シーズンが続きそうな終わり方なので次回にも期待したい。梨泰院、ヴィンツェンツォとか好きな人ははまるかも。
