無花果

À Table!〜歴史のレシピを作ってたべる〜の無花果のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

話が進むにつれ、妙にハラハラしてしまった。長く使っていたものを変える時、一緒に何かが変わってしまうんじゃないかと思って、わたしも一瞬渋る。「良かったことも、悪かったことも、ただ起こったこと」という言葉。事象、それをそのまま受け入れることは簡単ではないが、わたしもそのように凪に生きたい。その中で、受け入れ深く悲しんだり心踊らせたり、人が人らしい感情を強く青く燃やすのは美しいと思う。
ぜひ春夏も。要は、続きが見たいということですね。

気になった話のメモを一緒に乗せる。

1話_
『名建築〜』での組み立て方と同じフォーマットを感じて、このしっかり整えられてて、教養があり学べる感じが本当に好き…お家もじっくり眺めたくなる生活感。

調理をしながら+食事をしながら、その時代について『考えてみる』をしているのが素晴らしい。正しい、正しくない関係なく、『考えてみる』が大事だなと思う。そんな会話をめんどくさがらない関係って素敵です。
市川実日子氏のわんちゃんパーマ、自分もやってみた過ぎる〜…寄木細工のまな板、可愛いです。

3話_
最近、哲学に関する本を読み、哲学が思いのほか身近なものなんだと感じて、それから密かに気になる存在として生活してるわけだけど、このドラマでも所々で哲学なるワードが出てきて、縁を感じるな。

買い物へゆくのに、色んなところで道草してのんびり歩くの良い時間。
姪っ子ちゃんのセーター、綺麗な、季節の色だ…

中島歩さん、ベルモンドに似てるかもしれないと今回気付く。
どうやら、お耳〜の営業トップ上司だったと判明してびっくり。

10話_
「成功の反対は失敗じゃなくて、行動しなかったことだよ」