文句言いながらも完走。百歩譲って役者は草彅君の才能なさは置いておいて頑張っていたとは思う。が酷いシナリオと演出は最後まで引っかかる。毎話書いてきたから繰り返さないが、説得力が無い。政治の世界の醜悪さと正しいことをしようとする正義感を描きたいとしても、造り手の思想は説得力あるシナリオや演出がなければ机上の空論にしかならない。後半は特に変質した鷲津の描き方が酷くて周りが変わった、変わったって言わなければ伝わらないレベル。変わる瞬間の描き方が酷すぎるし罠を毎回描くのがこれまたわかりづらくする。それを酷い演出が笑わせる。緊張感のまるで無い酷い選挙シーン、ただ口でしか語られない妻の痛み、息子の想い、まあとにかく説得力がない。無いならないでもっとエンタメに描く方法はあるのに中途半端なんだよ。伝聞でしか演出されないから緊張感も上がらず。
オチも想像通り。
もはや韓国ドラマを日本人だって見てるわけだからさ、こんな雑な本に演出じゃ保たないんだよね。
もっと丁寧なんだよ。全てが。エルピスまだまだ作れる国なはずなんですけど。関テレしっかりして欲しい。
そして最後まで恥ずかしげもないパクりのテーマ曲。慣れてきちゃうのも恐ろしい笑
