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君の声が聞こえるのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

君の声が聞こえる(2013年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

イジョンソク巡回中で4本目。

そういえば「シークレットガーデン」も入れると5本目でした。(昨年視聴時は、ヒョンビン沼はまり中で、目に入らなかったw)

2013年のドラマでちょっと前なのと、主演じゃないのかな?と思って、そんなに期待せず見たのですが、めちゃくちゃ良かった!

スハ!好き!!
というわけでイジョンソク演じるスハ、最高でした!恋!w

人の目を見ると、その人の心の声が聞こえてしまう能力があるスハ。10年前に父の殺人現場を目撃し、命を助けられ、リスク覚悟で裁判で証言してくれたヘソンを自分が守ると誓い、成長します。

私の大好きな、一途な童貞の初恋、ですね!w 彼女にだけ一生懸命、命がけで守ってくれる溺愛系年下彼氏! 彼女に冷たくされても、彼女に欠点があっても、彼女が他の男を好きでも、一途に想い続けるスハ。子犬のようで可愛い…女性の夢体現キャラでした!

イジョンソクすごい。今のとこ見たドラマ、ハズレ無し!敏腕女性マネージャーが脚本選んでる?って思うくらい良い役!(女性好みな役?)ばかりな気がした。

オープニングで、3番目に名前出て来るのと、ヒロイン・ヘソンが途中までチャ弁護士を好きなので、イジョンソクは当て馬なのかな?ストーリー上は主役だけどな?と思って見てたら、やっぱ主役で嬉しかった。

メインの法廷ストーリー、これも良かった。医者モノと弁護士モノは基本面白いですよね。サブストーリーで裁判の話が展開され、それぞれ判決も気になるし、中だるみもなくずっと面白かった。

ヒロイン・ヘソンも良かった。生意気、気が強い、正義感、空気読めない、家事出来ない、ガサツ。掃除して料理してくれる男、最高!は、世の女性の共通概念ですよね!w

少し気になったのは、前半、やる気がない弁護をしているキャラは、あわないかな?と思った。正義感あふれてるけど、被告人を有罪にしてしまった思い出から、検察と取引するようになった。でもスハの力で正義感あふれる弁護士に戻れた、くらいの方が良かったも。

ラブライン、良かった!スハの切ない片想いで終わる可能性も感じてたから、ヘソンがスハを好きになって本当に嬉しかった!

素敵なシーン

第8話 母を亡くしたヘソンがスハに八つ当たりするシーン
スハ「言えよ どんな暴言も聞いてやるから」
愚痴も暴言も受け入れてくれるスハ、良い!それ以外も、高い場所のものを取ってくれる、瓶の蓋あけてくれる等、同居生活にはさりげない素敵シーンがたくさんありました!

第11〜12話 スハへの恋心を吹っ切りたくて冷たいヘソンにすがりつく記憶喪失のスハ
スハ「お願いです 僕がウンザリするほど嫌いでも そばにいたいんです」
スハ「もう偉そうな小言で煩わせたりしません だから避けないでください
家にも早く帰ってきてください
僕を嫌わないで」
か、可愛すぎ…胸が痛い!

第13話 心の声が聞こえるようになったスハがヘソンの気持ちに気付くシーン
ヘソン(気持ちを悟られないうちに吹っ切れるはずよ)
スハ(吹っ切る?まさかな)
スハ「まだ僕のことが嫌い?」
ヘソン「ええ 嫌いよ」(好きよ)
スハ「いなくなってほしい?」
ヘソン「ええ」(そばにいてほしい)
良い!ただ超重要シーンだから、もうちょっと尺長く、大袈裟な演出でも良かった!

第13話 バス停のキスシーン、ここ一番好きでした!
ヘソン「ここに…」(自分の頬を指指す)
スハ(頬にキスする)
ヘソン(驚)「ちょっと 頬のインクよ」
スハ「それは勘違いしたな」
キャー!つーか童貞のくせにこの手練れっぷりw いねー!w

第14話 ヘソンが告白するシーン。唐突でびっくりした。嬉しかった! スハの笑顔と抱き抱えてキスする場面、大好き!

第15話 病院のベッドで再会できた2人が抱き合うシーン。ヘソンの髪をかきあげて、おでこにキスして「愛してる」と伝える愛が感じられる最高シーン!

少し気になった点、ヘソンはスハを好きだけど「私達は結ばれてはいけない運命なの」って言ってるのは何で? 過去の事件でスハを恨んでいるって感じもないし、年上だから? であれば、ヘソンが年上な事を気にしているエピソードや、スハが年なんか関係ないって言うシーン、あっても良かったね。

しかし10歳下かー、30と20。なかなかですね。想像すると躊躇はしそう。まあ、でもスハだから、行くよね!一途過ぎて浮気なんかしなそう。まあ、されたとしても、捨てられたとしても後悔はない。スハならw (危険思想)

そして、このドラマで描かれる「許し」というテーマも素晴らしかった!

因縁あるソ検事とヘソンが和解していくくだりも説得力あって良いし、チャ弁護士とシン弁護士の昔話なんかも良かった。

お母さんの遺言、心に沁みた。
「〝目には目を 歯には歯を〟
そんな生き方は、世の中をダメにするわ
悪さをする人間は、あなたを妬んでいるの
立派なあなたを羨んでいるの
そういう人を恨むことなく
かわいそうに思い哀れみなさい
人を憎むことで人生を無駄にしちゃダメよ」
心に刻んで生きたいと思った次第です。

ちょっとだけ、「でも日本人のことはずっと嫌いなんだよね?(私はこんなに好きになっちゃっているというのに悲)」っていう気持ちが思い浮かんでしまい、あっ今の無し!とあわてて取り消したり…w

出来るだけ多くの人が見て、許しを学べますように!

というわけで、最高のイジョンソクでした。恋心により、すごい長文になってしまった!
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