ルビー婆さん

リディア・ポエットの法律のルビー婆さんのネタバレレビュー・内容・結末

リディア・ポエットの法律(2023年製作のドラマ)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

実話に着想を得たストーリー。
イタリア

1883年 トリノ
女性初の弁護士。

“女性にふさわしい家庭の役割を”
わー、今なら馬鹿馬鹿しい!
歴史の中で女性は戦ってきて、よく今の世界までこれたよ。まだまだ途中だけど、変わってきているのは確かで、その中で頑張ってきた女性たちがいるからだ。

エピソード3で、過去のリディアとお父さんのある事実が明るみに出て、ギクシャクしていたお兄さんエンリコとわかり合えて良かった。

一つ一つの事件は、証言や証拠がすぐ出てくるので解決が早い。あっさりしている。あまり事件そのものを複雑にして面白くするというより、女性の権利とか女性を守ると言うことを主題にしているためか。

衣装やアクセサリー、髪型など凝っているので、そちらにも目を奪われる。後半、リディアのあのイヤリングは、何度も見てしまうのだが、羽のついたきらびやかな虫に見えるのだけど。いずれにせよ、目の色と合っていた。

エンリコの娘が結局、別れなければならなくなったけど、母親の言うこともわかる。
元々裕福に過ごしているのに貧乏生活に転じるのは難しい。自立して自分で収入得られてないし。貧しいと愛がなくなっていくことは多いと思う。数年もつ程度、子供ができたらなおさら、きついと思う。心に余裕があるから思いやれる。その逆はなかなか難しい。だから、母親は娘から嫌われるほど心配するのよ。
現代なら、自立して働いてたら認められるかもね。